「悪の教典」胸糞悪い映画

永井あゆみが蓮見の体に付着した血痕を見て、ただならぬ気配を感じ取ります。

蓮見は口封じのために永井あゆみを殺してしまいました。

警察がくれば自分の仕業だとばれてしまう..どうやってこの事件を隠ぺいするか考えた蓮見の行きついた先は..死体の山の中に安原と永井の死体を隠蔽することでした。

クレー射撃を趣味とする久米剛毅教諭を脅した蓮見は、久米剛毅教諭から借りたショットガンで全クラスメイトを殺害することを思いついたのです。

すべての罪を久米になすりつける計画を立てた蓮見は、ショットガンで大量虐殺を始めます。

この日文化祭の準備のため、蓮見のクラスは全員学校に泊まり込んでおり、学校の中には蓮見のクラス全員と宿直の教師園田、そしてわずかな生徒のみが残っていました。

邪魔な生徒と園田を屠った後、蓮見は1階の放送室から、校内に不審者が入り込んだ、全員屋上に避難するようにとの全校放送を流します。

蓮見を盲信した女生徒のグループは屋上を目指して走りだし、蓮見に疑いと違和感を持った生徒のグループはバリケードを作ることで侵入者から身を守ることを決意します。

蓮見はクラスの全員を抹殺したいと思っているため、逃げてきた生徒を容赦なく散弾銃で撃ち殺していきます。

銃声を合図に生徒と蓮見の命を懸けた戦いが幕を開けました。

屋上につながるドアノブにはカギがかかっているので開けることができませんでした。

蓮見を妄信する女生徒たちはパニック状態に陥りますが、そんな女生徒たちのまえに蓮見が姿を現します。

蓮見が現れたことに安堵する女生徒たちですが、蓮見はそんな彼女たちを躊躇いもなく散弾銃で撃ち殺してしまいました。

泣き叫ぶ女生徒たちを次々と撃ち殺していく蓮見..かつてイジメから自分を助けてくれた蓮見先生がこんなことをするはずがないと現実逃避をする生徒もいましたが、蓮見はその生徒のことも躊躇なく撃ち殺してしまいました。

教室にいたグループも結局蓮見にほぼ全員撃ち殺されてしまい、生き残ったのは死んだようにみせかけて身を隠していた二人の生徒だけでした。

蓮見は被害者を装って警察に保護されていましたが、二人の生徒の糾弾に合い、警察は蓮見に疑いの目を向けます。

凶行が済んだ後、蓮見は保健室に捕らえていた久米をも殺害しており、すべての事件は久米の仕業だと言い張りますが、AEDの音声のなかに蓮見が人を殺した時の声が入っており、動かぬ証拠を突き付けられてしまいました。

結局蓮見は警察に逮捕されるのですが、蓮見はどうすれば自分が死刑にならずに済むかを考え、心神喪失を装うことにしました。

頭がおかしくなったフリをしながら蓮見は軽快に口笛を口ずさみ、パトカーの中に連行されていくというところでこの話は終わります。

私はこの蓮見聖司に対して恐れを抱くとともに、羨ましいとも思ってしまいました。

生まれ持った天性の才能とサイコパスという良識の欠如したパーソナリティが重なることで、ここまで他者に容赦なくなれる蓮見を尊敬のまなざしでみてしまう自分が心のなかにいました。

成功者は言葉巧みに人をだませる狡猾さと、容赦のなさを兼ね備えていて、蓮見にはその両方があります。

現実世界で生き残っていくためには蓮見の特徴は大いに活かせると思いますが、私は蓮見のようには冷徹にはなれないので、成功者はムリでしょう。

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